銀座で働いて気づいたのですが、「茶碗蒸し好き」が多いこと。そして茶碗蒸しが好きって人は、品のある、大人が多いこと。
「早く品のある大人になりたい!」ということで今日は茶碗蒸しにまつわるお話しです。
茶碗蒸しの歴史は古く、1689年に出島に唐人屋敷が建てられた頃から始まります。唐人屋敷で振る舞われていた唐人料理から、長崎の発祥の卓袱(しっぽく)料理が生まれたのは有名な話ですが、その献立の中に茶碗蒸しがあったそうです。
時は流れ1800年代半ば。伊予松山の藩士であった吉田宗吉信武は、出入りしていた長崎の肥後屋敷で初めて茶碗蒸しを食べました。その時の感動と味が忘れられず、なんと吉宗は、1866年(慶応2年)「吉宗(よっそう)」の屋号で長崎県長崎市万町に茶碗蒸しと蒸し寿司の専門店を開業しました。これが日本における茶碗蒸し専門店の誕生となります。
この「吉宗」は「吉宗総本店」として、現在も長崎にて営業しています。そして昭和45年、銀座に「銀座吉宗」を出店。現在まで茶碗蒸しの美味しいお店として多くの人から愛されています。
銀座 吉宗【和光から徒歩7分550m】
昭和45年より8丁目にお店を構える茶碗蒸し専門店。慶応2年創業の日本初の茶碗蒸し専門店「吉宗総本店」の流れを組む「銀座吉宗」のランチは、長崎の本店で生まれた創業以来の看板メニュー「夫婦蒸し(茶碗蒸しと蒸しずしのセット)」がおすすめです。茶碗蒸しは9種、10個の具材と出汁の効いた卵液、創業以来変わらぬ美味です。そして「蒸しずし」は、少し甘めの酢飯に焼きあなご・錦糸卵・海老おぼろの三種類の具材をトッピングされています。その他のランチは炒めた柔らかい麺と揚げたパリパリの麺を選べる皿うどん、数量限定のちゃんぽん、皿うどんと茶碗蒸しのセットなどが選べます。
【ランチメニュー】
【送料無料】TVで紹介!長崎 吉宗(よっそう)茶碗蒸し 冷凍茶碗蒸し・蒸寿し 2人前/ヒルナンデス/お取り寄せ/通販/お土産/お祝い/お歳暮/御歳暮/ 価格:3,391円 |
【店舗情報】
住所:東京都中央区銀座8-9-16長崎センタービルB1
コメント