赤ちゃんが生まれると、暮らしの風景が少しずつ変わっていく。
小さな洋服がクローゼットに並び、絵本が増え、おもちゃがリビングに転がる。そして、離乳食が始まる頃、「そろそろ赤ちゃんも一緒にご飯を食べられるようにしたいな」と思ったときに考えるのが、ベビーチェア。
わが家もいろいろ迷ったけれど、選んだのはトリップトラップだった。
理由はシンプルで、長く使えること、家族みんなでご飯を楽しめること。買ってみて数年、やっぱり選んでよかったなと思うことがたくさんある。
赤ちゃんの頃から、ちゃんと「一人分の席」がある
赤ちゃんって、ちゃんとご飯が食べられるようになるまでは抱っこだったり、バウンサーだったり、「一緒にいるけれど、同じ席にはいない」状態が多い。
でも、トリップトラップなら、最初からちゃんとダイニングの一員として、自分の席がある。
ベビーセットをつければ6か月頃から座れるし、座面の高さも変えられるから、無理なくダイニングテーブルに馴染む。家族と同じ目線でご飯を食べられるから、自然と大人の食べるものに興味を持つようになったし、何より楽しそうだった。
最初はスプーンを持つのもおぼつかなかったけれど、毎日同じ場所で一緒に食べているうちに、少しずつ上手になっていく。ご飯をこぼしたり、手づかみで食べたりしながら、「あれ?今日はスプーン使えた!」なんて成長を感じることも増えてきた。
「ご飯は家族で食べる時間なんだな」と、自然に覚えていく。そんなふうに、ただ座るだけじゃなくて、食べることの楽しさを感じられる椅子だなと思う。
「ちょっと座らせて」ができるから便利
子どもが小さいうちは、ダイニングでご飯を食べるだけじゃなく、ちょっとした時間に座らせておくことも多い。
例えば、料理をしている間、足元でぐずる赤ちゃんをトリップトラップに座らせて、おもちゃを持たせておく。「何してるの?」みたいな顔でこちらを見てくるのがかわいいし、ちゃんと目が合う高さだから安心できる。
もう少し大きくなったら、おやつを食べるときや、お絵描きをするときの定位置にもなった。座面と足置きを調整すれば、子どもにぴったりのサイズになるから、机に寄りかかったり、足をぶらぶらさせたりすることがない。
気づけば「ここが自分の場所」と思っているのか、朝ごはんの時間になると、自分からトリップトラップに座るようになった。そんな姿を見ると、「この椅子、買ってよかったな」としみじみ思う。
インテリアに馴染むから、大人になっても使える
トリップトラップのもうひとつの魅力は、やっぱりデザイン。
赤ちゃん用の椅子って、「いかにもベビー用品」なデザインが多くて、ダイニングに置くと少し浮いてしまうこともある。でも、トリップトラップは木の質感がやさしく、カラーも豊富だから、インテリアに馴染みやすい。
わが家はナチュラルな木の色を選んだけれど、ホワイトやグレーなら北欧風のダイニングにも合うし、思い切ってターコイズやレッドを選ぶと、部屋のアクセントにもなる。
そして何より、大人になっても違和感なく使えるのがいい。
座面の高さを変えれば、小学生になっても、そのままダイニングチェアとして使える。勉強をするときの椅子にしたり、リビングの片隅で本を読むときに座ったり。長く使ううちに、きっと「この椅子で育ったんだな」って感じる日がくると思う。
「一生使える」から、贈りものにもぴったり
赤ちゃん用品って、成長とともに使えなくなるものがほとんど。だからこそ、ずっと使い続けられるものは、もらう側としてもうれしい。
出産祝いを選ぶとき、「長く愛用できるものを」と考えるなら、トリップトラップはぴったりのギフト。
特に、ベビーセットと一緒にプレゼントすれば、すぐに使い始められるし、「子どもが大きくなっても使えるんだよ」と伝えれば、その魅力がより伝わる。
暮らしの一部になっていく椅子
トリップトラップは、特別な椅子というよりも、気づけば当たり前にそこにある椅子。
毎日、ご飯を食べるときに座り、ちょっとおやつを食べるときも座り、お絵描きをするときも、絵本を読むときも、そこにいる。
そんなふうに、子どもの成長とともに暮らしに馴染んでいくから、きっと何年経っても「この椅子、いいな」と思えるんじゃないかな。
赤ちゃんの誕生をきっかけに、家族の時間を一緒に過ごす一台として、トリップトラップを迎えてみてはどうでしょう?
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