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ヒュッゲ デンマークに学ぶ豊かさとは

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ヒュッゲという言葉をご存知でしょうか?昨年欧米で大ブームとなった言葉です。デンマーク語で「心地よい空間」「心地よい時間」という意味をもった言葉です。物質的な豊かさから精神的な豊かさが求められて久しい昨今、この言葉とともに、デンマーク伝統の価値観やライフスタイルが再注目されています。欧米でのヒュッゲブームの火付け役となったのがイギリス人ジャーナリスト、ヘレン・ラッセル著の「幸せってなんだっけ?-世界一幸福な国での「ヒュッゲ」な1年」です。彼女はロンドンでファッション雑誌「マリ・クレール」の編集者として仕事に終われる忙しい日々を送っていたのですがご主人のデンマーク転勤を期に、彼女のライフスタイルは一変します。彼女がデンマークでの生活で見つけたヒュッゲという考え方、そしてデンマーク的な豊かなライフスタイルに触れることで刻々と変わる豊かさの価値観や仕事観が綴られています。

彼女によるとヒュッゲとは「感情的に抑圧されることなく、穏やかに喜びを感じること」だそうです。そしてデンマーク的に豊かに暮らすコツとして次の10項目があげられています。

  1. 信頼する
  2. ヒュッゲをする
  3. 体を使う
  4. 美に触れる
  5. 選択肢を減らす
  6. 誇りを持つ
  7. 家族を大事にする
  8. すべての職業を尊敬する
  9. 遊ぶ
  10. シェアする

出典:幸せってなんだっけ?-世界一幸福な国での「ヒュッゲ」な1年

働き方改革や過重労働問題などこれまでの働き方からの変革を求められている昨今、デンマーク的豊かさ、ヒュッゲという考え方はとてもシンプルで新鮮なものでした。しかしこのようにまとめてみて、「信頼する」「誇りを持つ」「家族を大事にする」「シェアする」などはひと昔前の日本人が当たり前に持っていたもので、忙しさの中に忘れられてしまった豊かに暮らすのコツなのだと気づきました。デンマークの家具やデザインが日本で人気であるのと同じく、デンマークでも日本の文化に関する展覧会が頻繁に開催されるなどお互いに通じる精神性があるようです。遠くて近い国デンマーク。デンマーク的な豊かさを手本にもう少しシンプルに暮らしてみたくなる本でした。

補足

デンマークは九州と同程度の国土に人口570万人の北欧の小国です。平均気温は北海道に近く、年間降水量は約170日と決して恵まれた環境ではありません。しかし高福祉国家で国民すべてに安定した暮らしが保証されるなど国連の幸福度調査では1位または2位を獲得するなど国民の生活満足度が高い国です。経済ではバング&オルフセン(オーディオ)・レゴ(玩具)・ロイヤルコペンハーゲン(陶磁器)・カールハンセンフリッツハンセン(家具)など日本でもおなじみの企業が多い。

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